陽だまりの花畑

お店で、空をかけてもらっている一人が帰ってきた。
読んだ報告書。
帰ってきたけれど帰ってきてない彼女の家に、山盛りのお菓子を持って…　会わずに帰ってきた。
泣かないで。前を向いて。
誰も失っていないよ。何も失っていないよ。
泣くには早い。と、思うのだけれど。
きっと、彼女も強くなるよね。
後悔先に立たずとはいうけれど…　後悔なんてしてる余裕はないんだよ、きっと。
悔しいのなら前を見て歩こう。
それはきっと、貴方のエンディング。
貴方の運命が変わる日。
頑張って立ち上がってね。

見せつければよいって言われたけど、見せつけるってどうやって。
え、あれ。半裸状態な気がするけど見せつけ？
いや、それで人前にもでるけど、あれ。
問題、な、いのかなぁ

流されやすいんだろーか。
なんだろう。
お散歩中何度目伸ばしかけて引っ込めた手。
もう少し、もうちょっと。
恋愛小説ってこわい。
体験してみたくなる。触れてみたくなる。

珍しく彼からの誘いに、喜んでお散歩に。
あまり遅いと疲れてしまうから…　ほんの少し、なのだけれど。
街の方まで出ないで、森の中、空が良く見える場所で。
空の二人も、無事に出会えたといいね。

２人の愛瀬の日。
会えるのが嬉しくて人の願いまでなんと心の広いこと。

そんな２人の日のためのお食事は、二人を隔てる川に見立てたソーメンなんだとか。
ソーメンだけでは寂しいから、野菜をすり潰して寒天に混ぜて星形にくりぬいて麺の上に飾った。
それから、
さくらんぼのババロアの上に星形に固めたゼリーをのせたもの。

パドゥの牽牛は、気に入ってくれるかな。

こっそり遊びに行く気分で行ってきます。
お店は三人いなくっても大丈夫。
だってみんなもうべてらんさんだから。